• halfmoonjourney 小川

クロネコヤマトのロゴ変更におけるデザインの巧みさ


こんにちは。東京都・埼玉県の中小企業様向けにデザイン制作をしてます文京区のデザイン会社 Half Moon Journeyです。今回はクロネコヤマトのロゴ変更についてお話したいと思います。



ちょっと前に 「クロネコヤマトのロゴが変わる」という話を聞いて「えっ?変わるの?変えなくても別にいいような…。」と思ってました。みんなに馴染みがあるし、好意的に受け取られているロゴだし。そう思っていたらみんなも同じように考えていたみたいで、ネット上では「改悪」とか「余計な事をするな」というふうな意見が目立ちました。


もう少し詳しくロゴについて見ていくと、ロゴのリブランディングを担当するのはグラフィックデザイン界の巨匠、日本デザインセンターの原 研哉氏という事で、有名なところで言えば無印良品のアートディレクションなどをやっている方です。


個人的にはこの原氏はかなりデザインがうまいし(僕ごときが失礼!)、突飛な事や変な事をするタイプではないので名前を聞いて「変な事にはならないだろうな」と思っていました。それからしばらくしてロゴ変更が発表、それを見てみましたが…、


(参考:https://news.mynavi.jp/article/20210301-1761386/)



はい、あんまり変わらないリブランディングとなりました。

ただ、この「あまり変えない」事にデザイナーとしての能力の高さを感じますし、やっぱりすごいなぁと思ったわけです。



なぜ「変えない事」がすごいのか

デザイナーって世間一般からは「アーティスト的」に見られたり「センスがある」とか謎の言葉で括られている事が多いですが、正直毎回派手なデザインを作るわけではないです。今回の場合、リニューアル前のクロネコヤマトのロゴは好意的に捉えられていて、世間一般からの認知度もかなり高い。そしてロゴ自体にそんなに古さを感じるわけでもない。そういった事実を「デザイン資産」と捉えて「ロゴを変えない事を決める」というリブランディング方法を選んだわけです。


ロゴのリブランディングにおいて「ロゴを変えない」という手法は昔からあるやり方の1つではあるのですが、なかなかクライアント側の理解を得るのが難しい。クライアントとしては「ロゴを変えたい」とデザイナーへ依頼して、出てきた物が今までの物とほとんど変わらない。そうなるとなかなかOKが出ないという構図になりがちです。


そういった事情も「今のロゴは良いロゴですからこのまま行きましょう」とOKをもらえる地名度や交渉術も含めて凄いのです。デザイン的には今回の「変えない」やり方は最適解のように見えます。「クロネコの新しいロゴは俺が作った!」みたいな功名心に狩られて全く新しいロゴを作ったらきっと最悪だったでしょう。

冷静にデザイン資産を分析して、ディテールの古くなった部分だけを現代風に修正を加える。しかもあんまりわからない程度に。これが「ロゴ作ってる?」と思われるかもしれませんが、デザイナーって見た目を作る仕事じゃなくて、「見た目を通して企業の伝えたい事を伝達する」職業ですから、すでに現在のロゴに問題がなければ至極当然に細部の調整になります。


そういった機微に至るまで気を使ったデザインをした今回のロゴ変更はやっぱりすごいなと思いました。



という事で今回はクロネコヤマトのロゴ変更に対して書いて見ました。大して変わってないように見えるデザインでも実はデザイナーの知識や技術がかなり詰まってます。ロゴに興味がある方や企業としてロゴ変更を考えている方なんかはぜひ参考にしてみてください。ちなみに Half Moon Journey でもロゴ作ってるのでご依頼どしどしお待ちしてます。




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