こんにちは。東京都・埼玉県の中小企業様向けにデザイン制作をしてます文京区のデザイン会社 Half Moon Journeyです。今回はマーケティングがしっかり戦略や仮説を立ててくれたら次はデザインの出番ですよというお話をしたいと思います。
「デザインってなんの役に立つの?」「ビジネスで役に立つの?」というお話を時々聞く事がありますが、僕もデザイナーとして働きながら「自分のデザインは果たしてビジネスで役に立っているのか?」と考える事がありました。
ただ、ここ数年の間にその疑問にいくつかの答えが見えてきたような気がします。
その一つとして「マーケティングの仮説ができたら、その仮説を見える化するのがデザイン。見える化して適切な見込み客の方に接触できたら反応が取れるはず」というのがあります。
マーケティングの立てた戦略に則ってデザインで戦略をビジュアル化、そしてそのビジュアルを見込み客と接触するであろう広告媒体に掲載すれば予想される反応率を得れる、という事ですね。
そしてデザインの醍醐味は戦略の仮説が合っていた場合、デザイン力が高い程反応を取れるという職人気質なところがある部分ではないかと思います。
逆にデザイン力が低い場合はキャッチコピーなどの文字要素で最低限の戦略は伝わるので、最低限の反応率に収まることになりそうです。
僕もちょっと長めの年数デザインに関わってきましたが、「デザインが役に立つのか?」という質問にはこれが一つの答えになると考えています。なので近年はデザイナー同士で会う仕事よりもマーケティング、戦略コンサルティングの方と一緒にやる仕事の方が好みです。
彼らがクレバーに立ててくれた戦略を読んで僕がそれを「こうしたらいい」と思って具体的なビジュアルに落とす。戦略になった時点で「どういうデザインか?」がかなりの程度決まっているのでデザインも非常に作りやすいです。
戦略がない状態だと「私はこれが好き」「これが良いデザインだ」といった、素人の「センス(という名のただの好み)」でデザインが決められます。こうなると言った本人のただの絵の趣味の問題になるので個人的には仕事と呼べるデザイン制作じゃないと思っています。
という事でデザインも実はビジネスの役に立っている事があるよ、でもそれには前工程が大変重要ですよというお話でした。上述したようにマーケティングとデザイナーのコンビで歯車がしっかり回れば割と安定してビジネスの結果が出るんじゃないかなぁと思ってます。
「デザインは結果が数字で見えない趣味の世界だから役に立たない」みたいな言われ方をされた事もありますが、マーケティングと組み合わさる事で地に足のついた仕事になると思います。
デザイン会社 Half Moon Journey では商品やイベントのビジュアル作りやHP、バナー、ポスターなどの制作を行っております。HPだけ、パッケージだけ、などではなくまとめてお願いする事も可能ですのでご興味のある方は下記WEBサイトより概要ご覧ください。
https://www.halfmoonjourney.com/service
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