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デザイン制作についての基本の考え方3

  • 執筆者の写真: halfmoonjourney 小川
    halfmoonjourney 小川
  • 2015年12月3日
  • 読了時間: 2分

前の回で媒体も選びましたので、次はそろそろ実際にデザインを作る際の発想について書いていきます。 デザイン制作のプロセス自体はデザイナーであっても人に寄ることが多く、一概に「ひとつのやりかた」で見ることが難しいと思っているのですが、今回は僕の考えるやり方で紹介します。 まずはじめにやることは1回目に書いた通り「お客様のことを考える」ことです。 自分の会社のお客様になりうる人はどんなことに興味があって、何が好きで、その人に自社製品は何を与えることができるのか?これを考えます。 次にゴールをイメージします。商品を買ってもらったらゴールなのか、サービスを使ってもらったらゴールなのか、契約なのか…等、ほとんどのゴールは商品購入になると思うのですがこれをイメージします。 そして3つ目に上記2つを繋げる線を見出します。 具体的に言うと、お客様の興味や嗜好に対して自社製品を購入してもらうと「どの辺を満足させられるか?」を見つけます。 4つ目でとうとう「アイデア」と言われるものを出します。 3つ目に書いた「どの辺を満足させられるか?」に対して面白く興味を持ってもらえそうな表現を考えます。 例えば東京海上日動の「あんしん生命」では羊のキャラクターがいますが、これは「大切な物を常に守る執事と、生命→セエメエで羊の組み合わせだと思われます。」 つまり、大事な物を守る商品であることを楽しくコミカルに伝える手段として「ひつじの執事」を登場させるアイデアになっています。 上記4つのプロセスを踏めばもう既にアイデアは出てるはずなので、あとはアイデアを描いてレイアウトするのみです。このレイアウトや「描く」という行為は練習以外ではどうにもならないので数をこなすしかありません…。 以上、簡単ですがデザインを作る際の発想でした。 ※ちなみにストリートアカデミーというところで実際にデザインについてお話することもできますので、わかりにくかった方や既にデザインがあるので具体的にアドバイス欲しいなんて方がいればご相談に乗ることもできます。

 
 
 

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