大手代理店がおこなったシーブリーズ(制汗剤)のキャンペーンが
良い形で中高生に拡散しているようですね。
元々は通常のキャンペーンとしておこなわれたようですが、
オンラインムービーの中で中川大志さんと広瀬すずさんがシーブリーズのキャップを
交換するシーンがあり、これが中高生の間でウケているようです。
具体的にいうとカップルや友達でシーブリーズのキャップを交換しているようです。
シーブリーズも匂いによってパッケージの色が違いますから、
交換するとフタと本体で色が違ってわかりやすいですしね。
この手のキャンペーンはその昔、水野学がFrancFrancのポスターでクリスマスシーズンに作った
「金色のトナカイを見つけると幸せになれる」を思い出しますが、
こうやって消費者(中高生)の間で勝手にブームになるような仕組みはとても魅力的に見えます。
制作側でコントロールできるものではないので運の要素も強そうですが、
制作に操られない、自発的ブームはキャンペーンとしてもブランディングとしても
大変効果が強そうですし。
制作側ができる・できないは置いといたとしても、こうやって「ブームになる可能性がある仕組み」を
キャンペーンの中に置いておくのは、特に10代向けではよい施策だと思いました。
ちなみに余談ですが、このシーブリーズのスマホムービーも色々な仕掛けがあって面白いです。