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「春」らしさの新たな表現でパッケージを飾る

  • 執筆者の写真: halfmoonjourney 小川
    halfmoonjourney 小川
  • 2017年4月13日
  • 読了時間: 2分

昨年から発売されていると思うのですが、カルビーの「春ぽてと」というポテトチップス、

パッケージが新しいなと毎回見る度に思います。

何が新しいかというと「春」の文字の中に水彩絵の具のグラデーションのような模様を採用している点です。

これ一昔前なら文字の可読性がない!とか言われて社内アートディレクターチェックの時点で不採用になってる

気がするんですよね。

(※昔の人は文字の中になにか入れたり、文字あそびが過ぎると文字の可読性がなくなるので

嫌う傾向が強いように思います。)

それがこのパッケージでは「春」の文字を真ん中に「どーん!」と置いてあるので新しく感じました。

そして今年の春ぽてとのパッケージは去年よりレイアウトが効いている気もします。

上のジャガイモ写真の際がギザギザで処理されていたり、背景を薄いグラデーションにしたり、

「サクッ咲くカット!」の入れ方がこれだけでもちゃんとデザインされていたり。

こうやって細かい処理をひとつずつきちんとしていくことで全体の雰囲気ができあがるんですよね。

細かくていちいちアイデアを出さないといけませんが、これをきちんとやっていくと

上等のデザインになる。

何回かこの商品デザインを担当していく上で商品理解力が高まる、そして真剣にデザインしていることも伝わる、

なによりこの商品が「こういう商品ですよ」ときちんと言ってる顔をしてる(パッケージになってる)、

良いパッケージデザインだなぁと思って毎回スーパーなんかで見てます。

※4月21日(金)にコワーキングスペース 秋葉原weeyble様(https://weeyble.com)にて

「現役デザイナーが教える!小さな会社での「デザイン・ブランディング」の考え方」という

講座を行わせていただきます。内容はデザイナー目線でブランディングをどのようにしているか、

またどういうふうにやればブランディングが役に立つかを1時間程度お話する予定です。

ご興味のある方はご参加いただけますと幸いです。

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現役デザイナーが教える!小さな会社での「デザイン・ブランディング」の考え方

日時:4月21日(金)19:30〜

参加費:¥5,000

開催場所:コワーキングスペース秋葉原 Weeyble(ウィーブル)

東京都千代田区神田須田町2丁目19−23(野村第3ビル4階)

※秋葉原駅電気街口または中央改札口より徒歩3分。

※都営新宿線 岩本町駅徒歩3分、銀座線 神田駅6番出口徒歩2分

↓お申し込みはこちらまで↓

https://weeyble-zero.connpass.com/event/53665/

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