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  • 執筆者の写真halfmoonjourney 小川

紙パックのパッケージデザインはカゴメが1番うまい


前々から思っていましたが紙パックの飲料のパッケージデザインってかなりレベル高いです。

コンビニなんかでも缶ジュースに隠れてあまり主役感がありませんが、

デザインクオリティは缶ジュース・缶コーヒーと比べても遜色ありません。

その中でも特にカゴメの商品は1番レベルが高いのではないかと思います。

前にこのブログで野菜生活のロゴがいいみたいな内容を書きましたが、

今回買った「秋のフルーツこれ1本」も相当です。

レイアウト的な話をしますと、毎回飲料に含まれる果物をパッケージの主役に持ってくるのは

当たり前ですが、今回は「秋のフルーツ」なので紅葉を背景に敷いています。

紅葉ということは色的には赤や橙になるので、主役に置くフルーツも

基本的には赤色のりんごやいちじく、またそれに近い色のぶどうなんかを

置いて全体のトーンを決めています。

緑色のぶどうと洋梨はアクセントだと思いますが、時々差し色で入っている

黄色と合わせて、これだけ盛りだくさんな印象のパッケージでも

使用している色は「赤・黄・緑」の3色です。(※白と黒は含まず)

デザインの基本は「色は3色まで」なので、王道を地でいってます。

僕もカラフルが求められる仕事を除いて、色をあまり使いすぎるのは

目線が散って何を言いたいのかわからなくなるのであまり好きではありません。

今回もこれだけ色々な要素を入れながらまとまって見えるのは

色をまとめる基本ができているからそう見えるのだと思います。

なんにしろカゴメの紙パック商品は定番品にしろ季節限定の商品にしろ

毎回安定してとてもクオリティが高いです。

野菜生活の季節限定品なんかは特にレベルが良くて見る度に勉強になります。


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