ロッテの新商品で「シャルロッテ」というチョコが発売されましたが、
そのパッケージや広告などが気になっています。
パッケージはチョコ専門店をイメージして、
(そのまんまですが)チョコのお店がイラストで描かれています。
広告のほうは女優の黒木華さんをわざわざイラストにして使用してます。
たぶん狙いとしては良いことがあったり悪いことがあったりした時に
「自分へのごほうび」として少し高いスイーツを買う女性をターゲットにした
ものではないかと思いました。
そこに「どんなキモチにも、寄り添って。」と言うコピーが入るので
(寄り添ってがシャルロッテと語感が似てますね)
なにか心情の変化があった時に食べてくださいという主旨の広告なのではないかと。
デザイナー的に見るとわざわざ芸能人の方を使用していながら
イラストにしたあたりが「うまくコンセプトをすくいあげてるなぁ」と思っています。
よく本の装丁にイラストが使われるのも、文章から想像できるシチュエーションを
固定し過ぎないため(読者によって文章から読み取る心情が違うので、
そこに写真なんかで「このシーンです」と言ってしまうと
「イヤ、おれは違うシーンを想像した」というのを防ぐため)なので、
今回の広告はそれに似た感じで作ったのかなと思いました。
なんにしろコピーとデザインでうまくコンセプトをすくいあげてるのではないかと推測します。
だから僕も惹かれるものがあったのかも…。