最近コイケヤのロゴから商品パッケージからWEBサイトまでとにかくデザインが
よくなっているので、急にどうしたんだろうと思っていたら社長が変わってました。
新しい社長は佐藤章さんという方ですが、この方たぶんキリンで商品パッケージ
なんかを決める部署にいた方なんじゃないかと思います。
なんでそう思うかというと10年以上前にNHKのプロフェッショナル 仕事の流儀で
佐藤可士和さんが特集された回にクライアント側(キリンの人)として出てたんじゃないかと。
それで覚えていたんですが、そういった方が新社長になったのであれば
デザインに力を入れるのも納得です。
プロフェッショナルで見たその後の経歴もキリンビバレッジ社長→キリンの常務執行役員→
(株)フレンテ 執行委員兼日清食品ホールディングス 執行役員→コイケヤ 社長
とエリート過ぎる道を歩んでますね…。
デザインが変わって一番最初に出した「プライドポテト」も売上が非常に好調だったようで
こういったデザインの事例が出てくるのは喜ばしい限りです。
つい先日もコンビニでコイケヤの新しい商品「グルメさん」というのを見つけて
デザインが良かったので思わず購入してしまいました。
こども向けの商品でそれに見合うパッケージだと思いますが、
本来商品が持っているワクワク感的なものがきれいに表現されていて
その商品を持っただけでその商品が伝えたい「ワクワク感」が伝わる。
商品そのものの価値を想起させてくれる見事なデザインだと思います。
こういったデザイン、こういったデザインを作る事を許容してくれる会社が増えると
世の中楽しくなるのかなと思って、そう考えるとデザイナーという
社会的に微妙な評価の職種の意義もあるのかなと思わせてくれます。