よく企業では◯◯周年キャンペーンや新製品キャンペーン、季節のイベントに合わせた販促キャンペーンを
行いますが、時々明らかに自社の人間で作ったであろうデザインをお見かけします。
キャンペーンの規模や売りたい商品・サービスの内容によってはそれでかまわないので、
なんでもかんでもデザイナーに任せたほうが…というわけではないですが、
やはりそれでもこの分野はプロのデザイナーにキャンペーンビジュアルを頼んだほうが
メリットがあるように感じています。
【キャンペーンビジュアルはデザイナーに頼んだほうがいいと思う理由5つ】
1.そもそもデザイン力が違う
やはりプロなのでそこは…と言った感じです。
キャンペーンでも伝えたい内容やイメージがまずあって、それに商品がのっかる感じで
世の中に出て行くと思うのですが、ここの精度がプロとアマチュアでは全く違います。
素人の方がやっちゃうと「考えてたものと全然違う物ができた!」が頻発するので仕事では
向かないと思う理由のひとつでもあります。
また、素人だと作った本人の好みが非常に反映されやすいので、伝えたいイメージよりも
制作者の好き嫌いで構成されることが大変多く、この点も非常に難しいように思います。
その点プロだと仕事に対して自分の好みが出ないよう訓練されていますし、
レイアウト力・色彩感覚・情報整理といった基本的なデザイン力もあるので
伝えたい「狙い」が表現できて安心かと思います。
2.企画力に幅が広がる
意外に知られてない感じを持っているのですが、デザイナーもアイデアを出したりするので
企画に対して「その企画ならこういう世界観が合うんじゃないでしょうか?」や
「この媒体のほうが良いと思います」といったデザイナー視点からの意見も出ます。
なので社内の人間だけでやるよりかはデザイナーも混ぜたほうがより良い物ができる
こともしばしばです。
3.キャンペーンビジュアルを利用して色々な販促物に展開できる
そしてそれらすべての世界観が統一されている
この辺はデザイナーの本領発揮な感がありますが、ひとつのキャンペーンビジュアルを作るだけでなく
チラシにしたり、配布するポケットティッシュやうちわなどの販促品を作ったり、
イベントスペースのデザイン周り、ランディングページの制作やSNS広告等で流すバナー制作など
ひとつのキャンペーンでもお客様に対して多面的なアプローチを仕掛けることができます。
せっかくのキャンペーンやイベントでもまずはお客様に「知ってもらう」ことができないと
来る・来ない の 判断にすらたどり着きませんからこの点は重要かと思います。
媒体・タッチポイント・広告露出度すべて多くても困ることはありません。
4.明らかにクオリティが違う
まぁ、これはプロなので…。
時々企画アイデアがすごくイイ!ものがあるんですけど、
社内の人間で作ったんだろうなと思われるビジュアルだとちょっとチープな出来になってしまい
お客様の目にとまらない物を見かけます。
アイデアが良いと「とんでもなくもったいない!」と思うので
「なぜ私に依頼してくれなかった。なんとでもしたのに…。」と内心思っています(笑)
これは純粋にもったいないです。
デザイン費さえ足せばもっともっと効果が出たはず!
5.それらすべてを丸投げできる
意外にすごく大きいです…。
結局企業の担当者だとそれ以外の仕事もたくさん抱えてるケースが多いので
「この企画ばっかりやってられない」ことが多いです。
そこで「全部まかせてください!」と言ってくれる人が出てきたら
「ありがたや!」と思うはず。
今までアイデアやデザインが…と書いてきましたが、これも重要です。
以上、キャンペーンビジュアルはデザイナーに頼んだほうがいいと思う理由5つでした。
中小企業やベンチャーだと毎回頼むのはお金かかるので気が引けると思いますが、
「ここぞ!」という時はぜひ頼んで欲しいと思っています。
デザイナーも企業担当者の真剣度が伝わると「いいもの作ろう!」と職人魂に火が付くものです。
ちなみに僕は過去にこんな感じでビジュアル作ってます。