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執筆者の写真halfmoonjourney 小川

ロゴの有効性とその展開のしかた


ミネアポリスに「イーストレイク クラフト ブルワリー」という

ビールを製造している会社がありますが、そのロゴと展開がとても面白いものです。

イーストレイク クラフト ブルワリー

http://www.eastlakemgm.com

コンセプトが「多様性」のようで多分この会社の近くの自然(森)を

キーワードにしているものと思われます。

なのでロゴ自体も1つではなく複数あり、ビールやコースターなんかに動物のイラストが出て

きていて自然の「多様性」を複数のマークにて表現しているユニークな取り組みです。

特にデザインにおいて秀逸だと思うのはビールのパッケージに動物を1種類ずつ使った点です。

(参照)https://brandinginasia.com/vietnam-based-rice-creative-for-eastlake-craft-brewery/eastlake-craft-brewery-07/

(参照)http://www.thedieline.com/blog/2016/5/12/the-dieline-awards-2016-eastlake-craft-brewery-rice-creative

これならばブルワリーの周りの森にどんな動物がいるのか想像させたり、

動物の種類が違うことによってビールの味の違いのパッケージになったりします。

こういった機能面とロゴコンセプトの理解を同時に進めながら、

ブルワリーのフィロソフィーも理解できる

かなり機能的・実用的なロゴが完成していると思います。

これならば何の前知識もなくコンセプトの理解がかなり進むので

ブランド力もかなり高いものになります。

自社の理解と共感、そしてパッケージなどでの機能面、

全てにおいて高いレベルなのでこういったロゴの扱いと展開ができると

お店にとってかなり影響力のあるブランドイメージが醸成できるはずです。

近年、飲食店のブランディングもポピュラーなものになりましたが

その中でも光ることができるデザインのあり方は、

こういったコンセプトを的確に表現できる点にあるのではないかと思います。


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