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  • 執筆者の写真halfmoonjourney 小川

秋の展示会巡り


その1

クリエーションギャラリーG8 水野学展

ぜひ来たかった。

入り口に飾ってある花多すぎ。内容はさすがの一言。

やっぱりモチーフとかのチョイス力なんでしょうな。

同業者のおれが見ても「欲しい!」と思える顔をしたものが多かった。

あと今まで経営力とデザイン力の人だと思ってたけど、写真の扱いも抜群にうまい。

総じてコンセプトとそれに沿ったモチーフ選定、お客様に「欲しい」と思えるものになっているかどうかの自分チェックを見習おうと思いました。

その2

アドミュージアム東京 広告電通賞

いつ見ても大きな電通本社。

ジャパンアドバタイジングドリームを感じるよね。

リニューアルしてからはじめて来たけど、なんだかアドミュージアムのタイポが好きになってきた(笑)

内装は白を基調にしてよりミュージアムになった感じ。

広告電通賞ははじめて見たけど、なんだかこじんまりしてる。

1番のヒットは白い恋人の会社の東京店に白い恋人が置いてないことに対するコピー

「恋人は置いてきました。」

その3

上野の森美術館 世界を変えた書物展

某記者に教えてもらった。入場無料。

内容かなり良い。

内装も凝っているしなんでこの展示が無料なのかわからない。

普通に¥1,800くらい取っていいと思う。稀覯書(きこうしょ)と呼ばれる昔の貴重な本の展示。

活版印刷による絵の感じと文字組み、紙の質感、とても勉強になった。

というか500年以上前から文字組みしっかりやってあったので、おれも文字組み手を抜いたらダメだと思った(笑)

きっと誰かは見てますね。

思うに文字組みとは、きちんと詰めてそれが活版印刷で質感のある紙に印刷されるのがひとつの最高到達点だと思う。今日の稀覯書を見てから現代のオフセットの本を見ると、どうしても醸し出す雰囲気の差を大きく感じてしまう。(注:決して昔はよかったとかそういう話ではない)

とにかくこの時代の本はどんな文字量でもスキがない。達人の感じがしました。

その4

国立科学博物館 特別展「昆虫」

前々から行きたいと思っていたので書物展のついでに寄る。

内容上こどもが多いがチケット売り場にて貫禄の大人一枚。

4〜5年しか生きていない超若者たちにはこの貫禄はわかるまい。

基本ぼくは虫が嫌いですが、アリやハチなどの社会性昆虫は好きなので今回の展示へ。

ハチや蚊の大きな模型は圧巻の存在感と気持ち悪さ(笑)

特に蚊はナイスチョイスだと思う。

蛾の標本コーナーで前にいた上品なマダムが「さすが国立博物館は蛾もおしゃれに飾るわねぇ〜。」と謎コメント。確かに標本箱の中は蛾がぐるっと一周回るように配置されていた。後ろで見ていたぼくも思わず「納得のコメントです」と心の中でつぶやく。

他にも世界一大きな虫や羽が紫のバッタ、ゴキブリ展示コーナー(通称:Gの部屋)など、面白く勉強できる良い展示だと思いました。


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