文京区に東京ユナイテッドFCという社会人サッカーチームがあるんですが、このチームを去年から時々観に行ってます。無料で観ることができて客席にピッチも近く、毎回楽しんで観戦してますがこの形態には思うこともあります。
ポートランドの野球チーム
ブログで読んだことがあるのですが、アメリカのポートランドにはHillsboro HopsとPortland Picklesという2つの野球チームがあるそうです。1つはマイナーリーグのチーム、もう1つは大学野球のチームでいわゆる日本の「プロ野球」ではありません。
ただこの両チームのすごいところはプロ野球チームでもないのにしっかり観客を集めてビジネスとして成立させているそうです。この部分を観て「すごい!」と思って目からウロコでした。
日本のマイナーな野球チームや(例えば独立リーグとか)サッカーチーム(例えばJ3以下のチーム)でチケットの売上や試合時の飲食収入、グッズ売上なんかでしっかり黒字を出してるところは少なそうだなと思ったからです。観客数にしてもそうです。
地元にもJ3相当のサッカーチームがあった
僕の地元は宮崎県ですが宮崎にもホンダロックSCというJ3相当に位置するチームがあります。ただ、僕は宮崎に住んでいる頃このチームの存在すら知りませんでした。田舎にいると「ここには何もない」「楽しいことは都会にある」と思っていましたが、前述のHillsboro HopsやPortland Picklesのようになれる可能性に気づいていればもっと地方の暮らしも豊かになっていたのではないかと思います。
ポートランドのチームを真似て…
はじめて来た方やライトなファンで気安く観るために無料で入れる芝生のようなゾーンを用意する。コアなファンの人たちにはゴール裏の席をサポーターゾーンとして用意する。入場料は無料じゃない席を600円くらいのかなり気軽に入れる価格帯。地元のお店なんかに出店をお願いして試合当日は屋台も準備する。試合は観ても観なくてもOK。なんとなくサッカーの雰囲気を感じながらビールを美味しく飲みたい人たちも歓迎。
このくらいの気軽な感じでやれると地域に住む人達も毎週末地元の祭りに来る感じでサッカーを観に来て楽しく過ごせる。試合を本当に面白いと感じる人はサポーターになっていくというチーム・観客共にwinwinの好循環が作れないかなぁと思うのです。J1でないと試合結果もテレビに取り上げられないのでそこは広告の仕事。試合開催何日か前に「今週末試合があります。地元で人気のあの店も出店します。対戦相手にはJ1のチームにいたあの選手もいます。」とチラシ撒いて駅にポスター、地元新聞に広告出稿、SNS告知をやればある程度は集まるんじゃないかなぁと思います。
お金なければ毎試合ごとでなくとも何試合かおきに広告打てば段々と成果出てくると思いますし。
東京ユナイテッドFCに関しても試合を観ながらぼんやりそういうことを思うのでした。
(※こんなこと考えてたら今期よりフードトラック出店してます。笑)