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  • 執筆者の写真halfmoonjourney 小川

自社商品がある企業にデザインをおすすめする理由。デザイン業界の人間から見たら羨ましいぞ。


ここ数日改めて感じたことで商品のデザインはやっておいて損はないと思いました。

「商品」というのでパッケージデザインを想起するかと思いますが、それだけではなくて広告用のメインビジュアル作っておいて、それをHPとかパンフレット、チラシ、ポスターなんかで展開したりとか、あとはキャンペーンビジュアルも作っておいて損はないと思います。

なぜそう思ったかというと「コスパがいい」 それに尽きます。

あくまで僕のようなデザイナーやってる人間からの視点ですが、とにかく羨ましいくらいにコスパがいいです。自社商品って頻繁にリニューアルしたり先月アレがなくなって今月コレが入ってみたいな毎月商品が入れ替わる物ではないと思います。(たまにそういう業態もあるかもですが)1回発売すると何年か、ロングセラーになれば10年以上販売できる物もありますが、長期間販売できるって言い換えれば「1回発売すれば同じ物をいろんな人にずっと売ることができる」ってこと。これがとにかくデザイナーから見て羨ましい。

翻ってデザイナーや広告業界はどうかというと、こちらは1回1回毎回デザインを作り続けます。「自社商品」にあたるデザインが「フルオーダーメイドが基本」なので同じ物を売ることが不可能だからです。クライアントの要望や状況に応じてデザインを考える訳なのでそれが当たり前ですし、大体同じ物売ったらパクリって言われますし…。「そういう運命」と言われればそれまでですが、そういうことを考えていると「自社商品ってすごい!」と思ってしまいます。そしてデザイナーなので「だったらデザイン使っておいて損はない。というか最低でも1〜2年使うのなら十分元取れるし。」と思った次第です。

商品パッケージ、商品解説パンフレット、訴求チラシ、店頭ポスターなんかは商品販売に合わせて作っておいていいと思います。よく「お金がないから」を理由にデザインに全く投資しない会社や個人もいますが、デザインは商品販売のブースター。デザインがあるから商品の良さをきちんと伝えられるし、商品自体も魅力的に見せることができます。しかも何年も売る商品ならばこういった販促活動が地味に効いてくるのは言わずもがな。一度作ったら商品リニューアルまで使い続けられることを考えるとむしろ安いと思います。商品販売の際に店舗を作って什器を買ってとやるのにデザインだけ投資しないのはちょっと損してるようにも思えます。

また、キャンペーンビジュアルも同じく作っておいていいと思います。クリスマスキャンペーンとか何%OFFのキャンペーンのビジュアルですね。こちらも毎年恒例の物ならば何回も使えますし(日付は変えないとですが)同じくコスパがいいように思います。なによりキャンペーンは現場の「盛り上がり感」が大事なので、キャンペーンのPOPとかないと寂しいですしね。

以上、デザイナーから見た自社商品販売企業羨ましいぞ!レポートでした。

自信を持って販売する自社商品、長く売るのならぜひデザイン取り入れてみてください。主力商品ならなおさらです。

キャンペーンビジュアルもメインビジュアルも一度取り入れると良さに気づくこととても多いですよ。今まで難しかった「

商品の良さを伝える」ことが簡単になったりしますし。

逆にこれを機会にデザイナー側もなんか作ってみるのもいいかもしれませんね。


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