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CVまでのカスタマージャーニーは情報の出し方に注意して

  • 執筆者の写真: halfmoonjourney 小川
    halfmoonjourney 小川
  • 2023年11月16日
  • 読了時間: 2分


デザイナーという職業は「絵を描く」に似た職業だと世間からは思われているような気がしますが、この職業でかなり大事なスキルの1つは「情報整理」だと思います。情報の要不要を見分ける、必要なところに配置する、一度に理解できる分だけ伝える等々、デザインという仕事はまず情報を振り分けて、それから見やすいようにしたり、大事な所は大きく見せたりと、「絵を描く」と思っている仕事は振り分けた情報の見せ方だったりします。


ということでカスタマージャーニー。デザイナーがこれを考える上で情報をどこで出すか?は非常に重要な内容だと思います。

例えばバナー広告で集客してLPで問い合わせ、お試しセットを使用して契約に至る、みたいな購買行動の場合、デザイナーであればパッと下記のようなことを考えていると思います。


商品情報全体から媒体別に必要な情報を取り出して…、

バナーを作る際→ユーザーが最も興味がありそうな点を訴求

LPを作る際→「効いてます」的な内容だったり問い合わせたくなるような情報を記載

お試しセットを作る際→商品利用と共に「今なら3ヶ月無料。いつでも辞めれます。」的な情報を記載、そして契約に持っていく。


以上のようにデザイナーの情報整理のスキルはカスタマージャーニーの際にも役立っているように思います。大体においてカスタマージャーニーはWEBマーケの方が考えていると思いますが(そしてそれが正しいのですが)、先にカスタマージャーニー全体を見せてからバナーだとかLPだとかのデザイン依頼をデザイナーにすると、全体の情報から媒体に必要な情報を抜き出してデザインを考えるので、より効果の高い広告ができるのではないかと思います。

デザイナーのスキルの1つ、情報整理はデザインを作るだけでなくその前段階から色々と情報をどうするか考える能力ですので、デザイン依頼をされる際はぜひ、「何をデザインするか」だけでなく、その前後の背景や全体の情報伝えるとうまくいくことが増えると思います。

 
 
 

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