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  • 執筆者の写真halfmoonjourney 小川

デザイナーは広告代理店やデザイン事務所ではなく、事業会社で抱える時代へ



こんにちは。東京都・埼玉県の中小企業様向けにデザイン制作をしてます文京区のデザイン会社 Half Moon Journeyです。今回はデザイナーはデザイン事務所でなく事業会社で抱える時代というお話をしたいと思います。


その昔僕が若かった頃(まだ紙媒体が主流の時代ですね)は、デザイナーといえばデザイン事務所で抱える時代でした。大概の企業にデザイナーという職種はなく、デザインを作る際は広告代理店を通じてデザイン事務所に依頼したり、大企業は先生と呼ばれるようなデザイン事務所に直接依頼したり、小さな会社だと街のデザイン屋さんにちょっと頼んだりという時代でした。


そういう時代なのでデザイナーも珍しく、デザイン職種以外の人間だと「デザイナーって見たことない」みたいな扱いだったのを思い出します。



それから時代は進みwebが主流になってきた昨今、デザイナーは段々と会社で抱える職種になってきたなぁと思います。理由として大きいのはwebのデータを自社で抱えること・webショップなど自社で直接販売できること・SNS広告やバナー広告などの媒体は自社運用できる事があげられるかと思います。


こういった業務においてどうしてもデザインをコンスタントに作る必要が出てくるため、自然にデザイナーを雇おう!という流れになってきますね。特にSNS広告のデザイン作成やwebショップでの商品画像・キャンペーン作成などの業務が日常的に発生しているイメージがあります。


ただ、ここ数年で急速にそういう雰囲気になった事、エンジニアよりは社内体制のあり方が議論されてないことを考えると、企業におけるデザイナー運用はしばらく難しいのではないかと思います。また、良いデザイナーの採用も、採用側がデザインに詳しくないケースも多いため難しい印象があります。


私の経験としても一般企業がデザイナーを扱うのは難しいイメージがあり、今後この辺りがトピックになっていきそうだなぁと感じています。(ちなみに一般企業がデザイナーを扱うのが難しい理由は、デザイナーが気難しいとかではなく、デザイナー側でない上司や採用側がデザインを全く知らない・理解してない事が原因のほぼ全てだと感じてます。昭和的なデザインの理解の仕方「デザインは感性」とか「センス」とかアーティストのように考えたりとか…。)


ただ、難しいと言ってもそういう時代になってきたので、逆行するのは不可能であり今後「デザインをマネージメントする人」といった職業が大企業の中では発生してくるかもしれないですね。

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