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執筆者の写真halfmoonjourney 小川

これからの企業のデザイナー運用はグラフィック(ブランディング)とUI(アプリ・サービス)で分けるのが理想



こんにちは。東京都・埼玉県の中小企業様向けにデザイン制作をしてます文京区のデザイン会社 Half Moon Journeyです。今回はこれから企業でデザイナーを雇用する場合はグラフィックとUIの2人を別に雇う方が良いですよというお話をしたいと思います。



実はこういったブログは前にも書いたことがあるのですが、あれから少し時が経ってその傾向がより鮮明になってきたかなと思いまして改めて書いています。


早速本題なのですが、タイトル通り企業がデザイナーを雇う場合はグラフィックとUIで分けて雇った方が良いと思います。ベンチャー企業だと最初にアプリやWebサービスを作ることが多いため、UIデザイナーを雇ってそのままLPからバナー、商品パッケージ、チラシとなんでもやらせることがあるのですが、これはデザイナー運用の形としてあんまり良くないと思ってます。


2人もデザイナーを雇う金銭的余裕がないのも要因かと思いますが、UIデザイナーはUIが専門なのであまりグラフィックを作るのが得意でなかったり、「UIやりたくて入ったのに…」みたいに思われることもあるからです。

また、製品本体(アプリやWebサービス)とメインビジュアル(グラフィック)はどちらも重要度が高く「どちらか妥協しよう」みたいな類のデザインではないので、この辺うまく進めるためにグラフィックとUIは分けるのをおすすめします。



UIとグラフィックはそもそも似てるけど違う

UIとグラフィックはどちらも「デザイナー」ではあるのですが、やってることは結構違ったりします。例えるなら同じ陸上選手なんだけど短距離走と棒高跳の選手くらいの差があります。UI専門だとそもそも紙媒体の入稿経験がなかったり、グラフィックだと全くコーディングやったことないみたいに職務内容がかなり違うので、いきなりこの2つをやるのは非常にハードルが高いです。


また、頭の使い方も違って、グラフィックは担当者からヒアリングしてマーケティングデータやペルソナを見てから「こんなデザインが良いだろう」と判断してデザインを作っていくタイプなのですが、UIはページ遷移含めた全体の流れとコーディングの理解があって成り立つので、同じ「デザインを作る」という仕事でも、やっている内容は結構違ったりします。



2つの理解の仕方でうまくいく

なので、この2つは最初から製品のビジュアルを作る系の人、アプリのデザインをする系の人と大まかに2つの理解で分けるとうまくいくよなぁと最近思います。デザインに詳しくなくても、「ビジュアル作りや紙媒体、UIとコーディングは全く別」と知っておけば、UIデザイナーに無茶なことを言う場面も減ってくるので、ここだけでも理解しておくと社内のデザイナーに嫌われることも少ないはず(笑)



まとめ

と言うことで今回はグラフィックとUIデザインは全く別だよと言うお話でした。先述した通りこの2つは分けて考えて、2人のデザイナーを雇うのが理想です。それぞれの専門性が高いので、分けて雇うことができれば製品(アプリ・WEBサービスなどのUIデザイン)でも広告(通常の広告・SNSなどの広報で使用されるグラフィック)でも高いデザイン性をキープし、会社全体の底上げにつながります。デザイナーでない人から見る社内のデザイン運用体制は不明瞭な事が多く、難しいかもしれませんが、このブログの内容を見て判断の一助にしてみてください。そんなに的外れなことは書いてないはずです。


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