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執筆者の写真halfmoonjourney 小川

デザイナーとクライアントは一緒にやる機会が多い方が良い物ができやすい



前回ブログに書いた「企業内部でデザインを作るからわかるものもある」にも通じる話かなと思うのですが、表題の通りデザイナーとクライアントは一緒に仕事をする機会が多い方が良い物ができやすいです。別にデザインに限らず他の仕事でもそうだと思うのですが、一緒に仕事して気心が知れてくるともらえる情報が増えたり、クライアント側の仕事の理解が進んだりするからです。

先日もそうだったのですが、クライアント側の仕事で結構製品内容を理解してないと作るのが難しいデザインがありました。そして当初はクライアント側の資料を元にデザインを作っておりましたが、デザインを作っている途中から「あっ、これデザインの前に構成組み直した方がスッといくやつだわ」と気付いて変更することにしました。

既にデザイン作成に着手していたので、そこから再構成とちょっと時間がかかったのですが、おかげで良いデザインが作れました。

この仕事で2点クライアントと気心が知れていたから良いデザインになったなぁと思うポイントがあったのですが、1つ目は時間がかかる事を了承してもらえた点です。構成を組み直す前に既にデザインを作っていたので、全くの初めての仕事の場合「時間かかるなぁ」とか「なぜいくつも作るのか」と思われる可能性がありました。それが今回は気心が知れていただけに、デザインにある程度時間がかかることも理解していただけました。初めましての仕事ではできないやり方だったかも知れません。


次にクライアント側の資料をこちらで変更しても良かった点です。基本的にクライアント側から「こうしてください」と指示があったものは守るのですが、「こうした方がわかりやすい」や「この見せ方の方が良く見える」場合はご提案するようにしています。ただ、それも人によるのでタイプによっては「俺の指示が聞けないのか?」「俺のデザインが作れないのか?」など言われる方もいます。こういったトラブルを回避するためにクライアントの性格の見極めも重要なのですが、気心が知れていると性格も既にわかっているため、踏み込んだ提案もやりやすくなります。これができるようになるとデザインもばっと良くなることも多いのでありがたいですね。

以上、今回はデザイナーとクライアントは一緒にやる機会が多い方が良い物ができやすいというお話でした。結局は人と人で仕事するので初めてよりはどんな人かわかってる方がお互いやりやすいというお話でした。

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