東京都の都心部から少し離れた所に「立川市」という街があるのですが、
そこが最近面白い試みをしています。
立川ファッションウィークと名付けて駅周辺の4大商業施設
(伊勢丹立川店 / ルミネ立川 / 立川高島屋 / グランデュオ立川)が
力を合わせてイベントを開催するのです。
内容は4社合同で広告を作ったり、
各商業施設ごとにオリジナルTシャツを販売し、それを地元のアートへ還元したり、
各施設を練り歩くファッションショーを行うようです。
こういったライバル関係を超えて力を合わせる取り組みは、「業界」を盛り上げるために
有意義なのではないかと考えています。
時々地方の下請工場が連携した「○○○商工会」みたいなところが一致団結して
地元の製品をブランドとして売り出したりしていますが(今治タオルなんかは成功例として有名ですね)
これにかなり似ていると思ってます。
地方の下請工場1社では大きな予算がかかる広告費ですが、
こうやって商工会や施設で集まって広告をうてば1社あたりの負担も少なくなり、
特に元気のない地方の場合は効果が出るのではないかと思っています。
うまくいけば製品も「ブランド」になりますしね。
こういった取り組み方もうまいやり方のひとつではないでしょうか。