ビックサイトなんかでよくやってる展示会のノベルティって参加する際にロゴの名入れとかで準備すると思うんですが、何にするかは結構悩みます。特にコストと欲しいと思ってもらえる物のバランスが難しいと思うのです。
1.「1個あたりの単価は100円以内がいいけど、100円じゃボールペンとかクリアファイルとか普通の物になっちゃう。300円超えてくるといい物あるけどさすがに高い。」
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2.「よし、他はどんな物あげてるかネットで検索してみよう」
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3.「大手はさすがに高い物あげれる予算があるな。羨ましい。でもウチはそんな予算ないし…、もう1回検索だ。」
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以下、延々とループ
過去にノベルティを選んだ際、こんな感じになった思い出があります(笑)
その時の経験を元に、こうなった時に何をあげたらいいか決めれる判断軸を書いていきたいと思います。
(判断その1)自社と関連するノベルティを選ぶ
まぁ、特に言う事でもないと思いますが、やはりノベルティを配るというのは自社にお客様が来て欲しいからなので関連性のあるものがいいと思います。IT企業ならUSBメモリとか、スポーツ関連ならクリアマイボトルとか。
お客様に来て欲しい一心で自社と関連性はないけど人気のあるものを配布してしまうのは、もらっただけで満足してその後忘れられる可能性が高くなる気がします。
(判断その2)企業のストーリーが見えるとなおよし
例えばGitHubのキャラクターシール。エンジニアに大人気なのでノートパソコンに貼ってる人多し。貼ることによって「自分のエンジニア感を満足させている」わけで、エンジニアのために作られたGitHubのストーリーと大変相性がよく、ブランディングの位置にまで来ています。
他にもコーヒーメーカーなら自社のロゴ入りマグカップがいいでしょうし、スポーツブランドならタオルとかTシャツとか。アウトドアブランドならレジャーシートにロゴ入れただけで雰囲気でますね。自社事業に関連するものがノベルティを通して商品を想起させるので好ましいと思います。
(判断その3)他社と結構かぶるのでその辺も頭に入れておく
これ、結構あります。ビックサイトとかの何10社も集まるイベントだと特に。見た瞬間「あっ!」ってなるやつです。特にボールペン、付箋、トートバッグはもれなくかぶります。似たような形のトートバッグを2社、3社とぶら下げて歩く人も見かける事になるので、ある程度当日にかぶることも頭に入れてノベルティを選ぶことをお勧めします。
結局最後は予算との戦いなので悩むと思いますが、頑張って良いノベルティを見つけると「これだ!」ってなんとなく自分でもわかるので、そこまで根気よく頑張って欲しいと思います。せっかくお金をかけて自社に人を呼ぶわけですし。
ちなみに過去僕が見た中で予算が安くて面白いなと思ったのは「ダンボール製 フリスビー(名入れ可)」です。
これは持って帰って遊んでもらえるし、かぶる心配もほぼないしイイ!と思ったのですが、提案した際に「ビックサイトで遊んでクレーム出そう」で却下されました…。アウトドアメーカーとかこども向けの商品を開発されている会社さんとか…どうでしょうか。
100%段ボール製フライングディスク(ダンボールA)