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執筆者の写真halfmoonjourney 小川

「こんなに良いイベントなのになぜ人が集まらないんだろう?」と思う方は読んで欲しい。


自社でイベントを開催して「こんなに有意義的なイベントなのになんで人が集まらないんだろう?」と思う方結構多いのですが、それって告知を真剣にやってないことが一因なのではないかと思ってます。

イベントも商品と同じように使ってみれば良さがわかる(体感してみれば良さがわかる)類のものだと思うのですが、この問題点は「体感してみるまで良さがわからない」ということだと思います。

昔から技術を大事にしてきた日本人は「広告なんて邪道!わかる人にだけわかれば良い。良いものはきっと伝わる。」みたいな価値観が長い間大事にされてますが(実は僕も昔はそうでした)、これって結局伝わらずにひっそり消えていくことが多いんですよね。多分、言ってないだけでこのパターンかなり多い。やっぱり良い物は「良いですよ!」と言わないとわからないです。だって使ってみないとわからないんだから。

こういう立派な技術と広告の両方がうまくいって成功したケースがフランスやイタリアの高級ブランドだと思います。エルメスなんかわかりやすいですよね。「長い歴史と高いクラフトマンシップで品は良さそう、値段は高そう、でも売れます。」を地でいってるわけですが、これは高い技術の人とその良さを伝える人、両方がきちんと仕事をしたから世界中に知れ渡って、尚かつ高くても売れているわけです。しかしなぜか日本は技術だけをひたすら磨くことが多い。こういうのとてももったいなく思ってます。ちょっと良さが伝わるパンフレットを作るだけで、HPを改造するだけで、広告媒体を考えてみるだけで良くなることも多くあるのでぜひデザインの取り入れを検討してほしいところです。デザイナーだからこういうこと言ってると思われそうですが、使う側として見た時に「ああ、デザインちゃんとして欲しい!」と思うイベント結構あります。デザインは決して安い買い物ではないんですが一度取り入れればしばらく使えるし、なによりイベントや商品の良さがお客様にきっちり伝わるって両方にとって良いことだと思うんですよね。デザイナー的に言わせてもらえれば、いきなりどーんと良くなることは稀ですが、じんわり効いて1年後とか徐々にお客様が増えるケースが多いです。

イベントや商品のクオリティに自信のある方、ぜひデザインのご検討を。クオリティに自信があればあるほどデザインが役に立つ可能性が高いです。


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