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  • 執筆者の写真halfmoonjourney 小川

キャンペーンのデザインを作るとき、ここに気をつけて作って!


商品を扱う企業、イベントで稼ぐ企業、どちらもキャンペーンやると思います。ハロウィンとかクリスマスとか季節に合わせて。その時必要になるのがキャンペーンビジュアル。大企業だと今回はこのキャンペーンビジュアルを作る時に「ここを気をつければ良いビジュアルできますよ」というポイントを書いていきます。

ポイント1.

コンセプトにきちんと沿ったビジュアルですか?

まず一番大事なところから。よくありがちですが制作途中で面白いアイデアを思いついて、それにこだわり出したりしてませんか?コンセプトに沿ったアイデアなら問題ないのですが、そうでない場合思いつき優先になってしまって最終的な完成が「あれ、こんなこと言いたかったんだっけ?」だったり「結局何がしたいんだっけ?」となることがあります。訓練されたデザイナーなら「思いつき」「正しいアイデア」「コンセプト」をきちんと理解できますが、そうでない場合は判断が非常に難しいです。面白い!と感じた思いつきのアイデアに走らないように常に「何を伝えるキャンペーンビジュアルなのか」コンセプトを念頭に置いて何度も見直すと良いです。わからない場合はデザイナーに「私のアイデアはきちんとコンセプトと整合性がありますか?」と聞いてみるのも大変良いことです。

ポイント2.

ターゲット層の年齢にあってますか?

意外に難しい年齢層に応じた表現。コンセプトもそうですが、ビジュアル表現においても年齢層がきっちり合ったデザインを作るのは難しいです。例えば小物一つとっても「ハサミ」と言ったら大人向けであれば普通のハサミでいいですが、子供向けのビジュアルならお道具箱の中に入ってる持ち手が黄色でハサミの先が丸いものを使うかもしれません。色に関しても「赤」と言えば大人ならボルドー色でも大丈夫、子供向けならもっと発色のいい元気な赤色を使おうかなと考えます。コンセプトができたら次はビジュアル作りですが、この段階でも年齢に合わせて色から出てくるモチーフまでしっかり考えることが大事です。

ポイント3.

展開するツール考えてますか?

キャンペーンになると作るデザインが1種類のことってないと思います。告知用にポスター、チラシ、webサイトのランディングページにバナー、当日に配る地図や大きなイベントならのぼりなんかも作ったりと、大抵の場合制作するものの数が複数になると思います。そこでビジュアル制作する前にあらかじめ展開しやすいように作ることも重要です。チラシサイズのこのバランスが最高!なんて言い出したら他のツールに展開できないので、あらかじめ縦でも横でも細長くても展開できるように頭で予想して作っておきましょう。

ポイント4.

展開するツールにも統一感を。イベント全体でひとつと捉えてください。

ツールをたくさん作っても全てのツールに目を通すお客様はほぼいないでしょう。そこで大きいポスターやのぼりから、小さなチケットやノベルティのデザインを見ても、今日のイベントがはっきりわかる統一感を持たせましょう。これでお客様がどのツールを見ても大丈夫!こちらがイベントを通して伝えたい意思が伝わるようになります。同じビジュアルの展開に飽きて違うことをやり出してしまうと最悪なので、1つ1つ丁寧にメインビジュアルを展開していくといいと思います。

以上、キャンペーンのデザインを作る時に気をつけるポイントでした。イベントのビジュアルは制作点数が多いので作るのが大変ですが、統一感を持たせて作ることができた場合なかなか壮大に感じることができるので達成感があります。上記のポイントに気をつけてぜひ良いイベントを作ってください!


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