top of page

雑貨ブランドはデザインを通して「世界観」を伝えるのが重要

  • 執筆者の写真: halfmoonjourney 小川
    halfmoonjourney 小川
  • 2020年1月6日
  • 読了時間: 2分

実は僕もネットで雑貨を販売しています。(とても小さい規模ですが)

イラストをTシャツなどの布製品にプリントして販売しているのですが、商売として難しいと思う反面、デザインは自分で全て作れるのでそこはとても強みだなぁと思っています。理由は以下2点に集約されます。

1.世界観が作れる

雑貨なんかだとかなり大事だと思っています。世界観がないと「100円ショップの物でいいや」と思われますし、世界観がしっかりしていると多少値付けが高くても買ってもらえます。若者向けアパレルブランドなんかがわかりやすいです。Tシャツのボディはユナイテッドアスレとかプリントスター製で、大体どこのブランドも同じ物を使ってるので原価は同じですが、Tシャツにプリントするデザインやロゴが入ったタグ等で販売価格が大きく異なってくる。いかにブランドの目指すライフスタイルや伝えたいことの世界観が重要かわかると思います。個人的に雑貨の世界観として「アフタヌーンティー」はうまいなぁと思って参考にしてます。世界観の作り方とSNSでの発信、店頭POPが他よりもうまいと思っています。他にもアパレルのロンハーマンやBEAMSの「ピルグリム サーフ+サプライ」など、ライフスタイル提案ブランドの世界観は参考にしています。こういった世界観を作れるのはデザインや写真だけなので、自分で世界観をしっかり伝えられることは強みだと思っています。

2.企画力のあるキャンペーンビジュアルも作れる

自分で商品を販売をすると避けては通れないのがキャンペーン。SALE企画から春夏、秋冬企画。またお正月やクリスマスなどの季節企画。色々と作る機会があります。そこで必要なのがキャンペーンビジュアル。HPに載せる画像からバナー、チラシや商品によっては特別パッケージまで。デザインがたくさん必要です。こういった機会にも自分で作れるのは楽だなぁと思います。数が多いと「あっ!作るの1個忘れた!」とかなりがちですが、自分で作れればこういう事態も問題ありません。

以上がデザインを自分で作れて楽だなぁと思う理由です。雑貨やアパレルなどは特にお客様に世界観を伝えて、「あのライフスタイル素敵だなあ」とか「憧れ」に共感を覚えてもらって買うと思うので、世界観をきっちり伝えるデザインは特に重要かと思っています。世界観が伝われば多少高くても売れますし、ブランドとしてはきっちりやったほうがいいと思うポイントでもあります。


 
 
 

最新記事

すべて表示
STUDIO勉強してる

個人的にHTMLとCSSの勉強もしていて、今でも大体わかる感じではあるのですが、ここ数年人気のSTUDIOも勉強しとこうと思って最近使ってみてます。使用感は「コードに準じてデザインを組む」って感じなので、ノーコードツールと言えど全くコーディングしない人が使うと、組み方がなん...

 
 
 
UIってコンポーネントがあれば簡単にできる!ではない

昨今デザイナーがいなくてもUIを利用できるUIコンポーネントライブラリが結構ありますが、「これがあればUIデザイン簡単に素早くできる!」と思われてる方もいらっしゃるので知っておいて欲しいと思って書いてます。正直、UIって結構調整が必要な場面多いです…。...

 
 
 

Comments


© 2023 Half Moon Journey. All rights reserved.

bottom of page