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執筆者の写真halfmoonjourney 小川

UIデザインは気持ちの表現が難しい



僕は元々グラフィックデザイン出身の人間なのですが、時代に応じてwebやUIデザインも制作するようになりました。そしてここ数年は結構UIを作っておりまして「UIって難しいなぁ」と思うことがよくあります。

何が難しいかというとタイトルの「気持ちの表現」の部分です。UIは操作性やユーザーの使い勝手が主な部分なので、画面遷移のスムーズさや、考えなくてもわかる操作感なんかは当たり前だと思うのですが、その先の操作の際にユーザーすら気づいてない便利なデザインの部分や「なんかあのアプリ良いよね」と思ってもらえる「読後感」的な部分までデザイン出来ればなと思っています。


ただこの部分が難しい。先述した僕の出身であるグラフィックデザインだと一枚絵に近い要素もあるので、より感受性の表現でいける場合も多くこの辺まだ楽なんですけど、UIは「操作性」が主なのでどこまでいってもこの操作するパーツから逸脱できない。つまり「淡々とわかりやすくあり続けること」の範囲の中で気持ちの表現を考えることが多いので、シンプルの組み合わせの中からデザインを見出すのがとても難しい。


現に最終形がすごくシンプルなUIでも時間がかかることも多く、これもまた「操作性の中から気持ちを見出しているので答えが見えづらい」ことが要因になって時間がかかっているのだろうなぁと思っています。

どこまで時間をかけれるかは業務によって違ってくると思いますが、それでも時間をかけたものは良いUIになっているものが多く満足感もあります。

最近、思うようなUIが作れることも時折出てきてて、UIが面白くなってきました。(別に今までもつまらなかったわけじゃないよ!)特にUIは作ったものがローンチされると必ず人の役に立つものでもあるので、今後もっと頑張りたい、重点練習区域かなぁと思っています。

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