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  • 執筆者の写真halfmoonjourney 小川

季節の機微に敏感になると売上も上がる


ちょっと過ぎてしまいましたが、今年もこどもの日に向けてお菓子メーカーが販促をおこなっていたようです。

自分に子供がいないのでこの辺に疎くなってしまっているのですが、3〜4年前にこういった施策を知ってからはとてもいいキャンペーンだなぁと思って毎年どんなものが出てくるか楽しみです。

最初にこの一連の施策を見たのはキャラメルコーンだったと思いますが、今年はカプリコが目を引きました。

今年のカプリコのこどもの日は「鯉のぼりパッケージ」でした。

確かに形的にはいけるので、デザインで若干補正してあげて鯉の形を作っています。というかデザイン的にはうまくいってます。カプリコは値段も安いので小さな子供のいる親がこれを発見したらほぼ購入していくように思います。「こどもの日」というイベントを視覚化して心の機微をうまくすくいあげたキャンペーンなのではないかと思っています。

考えてみれば日本人は昔から季節のイベントをする民族なので、それに合わせた販促キャンペーンをやるのは当たり前のことに見えるのですが、なぜかここ数年までお菓子でこういった施策を打っていたのは「あられ」などのこどもの日定番のお菓子メーカーだけでした。別に「あられ」でなくともキャンペーンをやっていいコトに最近気付いたのだと思われますが、こういったコトにいち早く気付けるのが販促担当者の「センス」であり、経営者の「商才」であると思っています。


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