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  • 執筆者の写真halfmoonjourney 小川

価格を下げるのではなくて価値を上げる(デザイン・ブランディング編)


「価格を下げるのではなくて価値を上げろ」

よくビジネス書なんかで書いてありますが、個人事業主として

仕事をしていると身に沁みてよくわかります(笑)

それで手前味噌で恐縮ですが

価値を上げる事とデザインは非常に相性が良いと思うんですね。

価値を1回下げちゃうと次回以降も下がり続け、

それを再度値上げすることは相当難しくなってしまうと思うんですが、

これを値下げの代わりにデザインを取り入れてみる。

どういうことかというと、

商品によって単価が違うのでなんとも言えませんが

値下げ何回か分の金額でロゴだとかタグだとか紙袋を

きちんとしたデザインで作ってみる。

そうすると「ブランドっぽく」見えたり「きちんとした企業の作る

きちんとした商品」に見えて安っぽく見られなくなるよと。

現状のお客さんには無理でも新規で入ってくるお客さんは

そのロゴだとか紙袋を見て効果があるのではないかというお話です。

この辺に関しては洋服とかアクセサリーを作るような企業には

ぜひやってほしいと思っています。

よくあるのが洋服・ジュエリー分野で独立したけど

お金がないのでWEB・SNS・商品パンフなんかを全部自分で作るパターンは

すごくもったいないと思っています。

この分野は「憧れ=ブランド力=商品単価」に近い図式があると思っていて

みんなが憧れれば憧れるほど商品単価が高くても許される分野だと思っています。

だからいろんなブランドが一生懸命シーズンカタログだとか

ロゴだとかノベルティでコンセプトを表現したデザインを出して

しのぎを削っていますが、そこに突然

「デザインとかブランド力はまったくないけど、物は良いよ!」

という名前を聞いたこともないブランドが出てきて

どれだけみんなに相手をしてもらえるか考えた時に

正直絶望的だと思うわけです。

しかもこういう方って大概職人気質で良い物を作っていらっしゃる方が多いので

材料費含めた商品単価が決して安くはない。

これがすごくもったいないと思う訳です。

ここで自分の価値を理解してもらって高くても買ってもらうために

自社商品が「ブランド」に見えたほうが良いわけです。

そこで上記のように商品金額を「妥当」と判断してもらうためのデザイン導入が

望ましいと考えています。

値下げ数回分の金額で導入するロゴ制作などのデザインは1回作ってしまえば

数年は働いてくれますから、値下げと違って経営上の投資になると思っています。

よって僕は値下げの代わりにデザインを導入してみるという

経営判断は悪くない判断だと思っています。


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