top of page
  • 執筆者の写真halfmoonjourney 小川

お子様向け商品はきちんとデザインしてあったほうがいいのか?


最近webで発見した「SUKUSUKU BALL(スクスクボール)」という小さなお子様向けのお菓子通販のデザインが気にっています。

その理由は「ちゃんとデザインを考えているから」です。

過去に似たような業態の方とお話したことがあって、その方の取り扱う商品もお子様向けだったのですが、残念ながらデザインにこだわっていませんでした。現在もあまりこだわりがないようで素人に近いような方が作ったロゴにパッケージ、webサイトとデザイン全般が「もっさりしてる」感じです。

そういった商品とこの「SUKUSUKU BALL」が競合になった場合(実際取扱商品を見る限り競合っぽいんですが)、価格帯もほぼ同じなのでどっちを買うかということです。

一番大切なのは食の安全性と味で決着がつきますが、そもそも知名度のない会社や商品がそこにたどり着くまでが一苦労です。単純に見たことも聞いたこともない商品だと最初の1個を買ってもらうのが難しいですから。

こういう時にデザインが力を発揮します。無名の商品が一度でも買ってもらうという簡単に見えて高いハードルを越えるため、また自分たちはどんな会社でどんな商品を扱ってて、それがなんでいいのかが伝わらないと買ってもらえないですから。

商品特性をパッケージデザインで、商品につけるパンフレットで、WEBサイトで、また広告の役割を果たすチラシやポスターや店頭のビッグバナーといった媒体を使って訴求していくわけですが、やはり「お子様やその親にほしいと思ってもらいたい」と思ってプロのデザイナーに頼んだデザインと、「まぁデザインできる人がいればいいでしょ」くらいの感じで安く頼める(もしくは無償で)アマチュアやセミプロみたいな人にお願いしたものとでは雲泥の差が出てきます。競合として店頭に一緒に並べられたら多分デザインの出来が売上にダイレクトに反映されると思います。

特にBtoCのお菓子では上記のようなことが多いと思っています。何よりの証拠に湖池屋やカンロ、明治などのコンビニなんかで気軽に買えるお菓子メーカーのパッケージは例外なく全ての商品がきちんとデザインされていますから。

「BtoC」「子供向け」の商品は多少デザイン費が高くなったとしても、きっちりデザインしておいた方が良い商材になるとおもいます。


閲覧数:8回
bottom of page