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  • 執筆者の写真halfmoonjourney 小川

デザイナーの仕事の大事な役割。「情報整理」で抜群にデザインは良くなります。



こんにちは。東京都・埼玉県の中小企業様向けにデザイン制作をしてます文京区のデザイン会社 Half Moon Journeyです。今回は情報整理の大切さについて書いていきたいと思います。


みなさまは「情報整理」と聞くとどう思われるでしょうか?

あんまり聞きなれない言葉だなぁとか、漠然と聞いたことがあるだけで深く考えた事がないとか、そんな感じでしょうか。

実は「情報整理」ってデザイナーの能力としてとても大事な物で、「情報整理」だけでデザインを組むこともしばしばあります。


情報整理は良いデザインを作るための基本技術

ではデザイナーの情報整理って何なのか?これからご説明していきます。

情報整理の基本は「伝えたい情報を分類・取捨選択してわかりやすい形にすること」となります。例えば、商品の値段に関する情報(定価、税込価格、00%OFFなどの割引情報)を1箇所にまとめるとか、商品説明が色々なテキストの中でちょいちょい出てくるなら、それも1箇所にまとめて「商品説明」の項目を作るとか、似た情報をまとめてしまいます。


これをする事によって見る人が「どんな情報がここに書いてある」というのを頭を使わずに理解しやすくなるので、デザインを見た時に負担がかからないようになります。



次に大事なことをもうひとつ。似た情報をまとめると書きましたが次に「まとめた情報の出す順番を決める」ことも大事な整理になります。


具体的に書くと先程まとめた商品説明の項目が「どういう形で見えたら一番理解しやすいのか?」を考えます。LPやチラシなんかを作る場合で考えるとわかりやすいと思います。商品説明なのでいきなり1番最初に説明する事はありません。まずは商品名が入って次にキャッチコピーが入ります。その次あたりに小見出しで簡単に説明があってやっと商品説明が出てきます。


順番としては4番目ですね。逆にこの順番より下もないですよね。細かな商品機能の後に商品説明が来るのは順番が逆ですし、販売会社概要の後に商品説明が来るのも変。こういう風に「商品を説明するにあたって読み手が理解しやすい説明順」を考えていく事も情報整理の大事な仕事です。


これをする事によって「こういう商品が、こういう機能があって、いくらで売ってる」と理解しやすい形になります。なので読む側がとても楽になり、デザインで大事な「誰に何を伝えたいのか」がはっきりわかるようになります。



情報整理って割と内容全体の構成を考えるので、地味な言葉に見えて実はデザインの6割くらいは情報整理でできています。みんなデザインというと「かっこいいビジュアルを作る事」と思いがちですが、実際のデザイナーの仕事は大部分情報整理で、その後にビジュアル化が来る感じです。


上の項目を見てもらった通り、情報整理って結構大きい仕事でこれだけ終わればデザインが完成することもしばしばあります。


最近営業用の提案書・企画書制作やチラシ制作をしていて、プロのデザイナーと一般の方を分けるのは情報整理をきっちりやってるかだよなぁと思いながら作っていましたので今回ブログに書いてみました。情報整理はあまり知られていませんが、デザインの中ではかなり大事な職能なので、ちょっとだけでも覚えておくとデザインの出来上がりが全然違ってきます。提案書やチラシ、バナーなんかを作る際はぜひ意識してみてください。



デザイン会社 Half Moon Journey ではHPやLPなど各種デザインのご依頼を承っております。その他毎月制作が発生するバナーなどの定額制作サービスも行っております。ご興味のある方は下記WEBサイトより概要をご覧ください。

https://www.halfmoonjourney.com/bannerdesign

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