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  • 執筆者の写真halfmoonjourney 小川

パッケージなんかの紙媒体とスマホなんかのWEBでは一度に読める情報量が違う!その辺の理解もすごく大事!


こんにちは。東京都・埼玉県の中小企業様向けにデザイン制作をしてます文京区のデザイン会社 Half Moon Journeyです。紙とWEBでの一度に伝えられる情報量について書いていこうと思います。


最近はデザインと言えばWEBですが、パッケージやチラシなんかの紙媒体に比べて一度に読める量が少ないと言われています。個人的にも実感を持っていてパッケージ裏面の説明や内容に関しては一度読んだだけで結構頭に入るのですが、WEBサイト(特にスマホ)で読んだ場合、一度に理解できる量が少ないなと感じています。


これは昔から言われていて、海外の大学での論文や研究でも「紙の方が理解しやすいですよ」という結果が出ています。デジタル全盛の時代に今さら何を言ってるの?みたいな話ですが、デザインを作る上ではこの差を理解していた方がいいかなぁと思っています。


例えばBtoC向けアプリのランディングページの場合。大体イラストが多くて軽いイメージでポンポン読み進めていける感じが多くないですか?逆に保険なんかの紙パンフレットの場合。わかりやすいようにイラストは使ってあるものの、注釈なんかの細かい文字まで含めると1ページに結構たくさんの文章が書いてありませんか?



これはデザイナーが紙・WEBの情報量の差を認識して情報整理の基本である「1回で1度に読める量」で分けて見せているからです。これが逆だとツライはずです。保険パンフレットの文章量をランディングページに詰めると文字だらけになるし、ランディングページの内容でパンフレットを作ると中身がスカスカになるはず。


この差を理解してwebサイトやランディングページであれば簡潔に答えを先に見せて、文章量自体もあまり多くならないように心がけて作成すると、見た人が理解しやすいサイトになります。じっくり読んで欲しい内容の場合は最初からコラムにしたり、説明の詳しい内容ですよという事を伝えた上で読む事に集中できるデザインを組むのが良いと思います。


逆に紙であれば最初からある程度の情報量は読んでもらえるので、あまりそこを気にする必要はありません。ただ、WEBと違って内容が少ないとスカスカな感じが出てしまいますので、ある程度文字やイラスト、写真などの情報量が必要となってきます。なのでWEBよりはやや多めに情報を準備しておきましょう。




今日は紙媒体とWEBでの一度に見れる情報量の差について書きましたが、不思議な事に同じ内容でも紙で見るかWEBで見るかで理解力に差が出てきます。この点を理解してブランドブックのような文章量が多くなりがちでもきちんと理解して欲しい物はパンフレットにして商品に同梱しようかとか、新商品の紹介であれば早くお伝えしたいのでランディングページにしようかとか、内容によって媒体を変えるのも手です。媒体特性を理解してより良い情報伝達を考えてみましょう。




デザイン会社 Half Moon Journey ではZOOMなどを使ったオンラインミーティングでデザインの相談を承っております。デザインについてお悩みの際は下記お問い合わせより「オンラインミーティング希望」とご記入の上ご連絡ください。

https://www.halfmoonjourney.com/contact


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