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  • 執筆者の写真halfmoonjourney 小川

最近のバナーデザインと思う事



こんにちは。東京都・埼玉県の中小企業様向けにデザイン制作をしてます文京区のデザイン会社 Half Moon Journeyです。最近のバナーについて思うことを書いていきたいと思います。


その昔バナーのデザインといえば結構ヒドいデザインの物も多かったのですが、ここ数年レベルが飛躍的に上がりまして、今やデザイン歴10年以上の私が見ても「デザインうまいなぁ〜」と思う物ばかりになりました。


その理由として企業側がバナーやLPを作るデザイナーにもきちんとお金を払いはじめた事が大きいと思います。「おまけ」で作るみたいな感覚から、SEOの一環として、企業・サービスのイメージ維持としてきちんとデザインを作るためにお金をかけて相応のデザイナーを雇う。

今バナー制作ってそういう時代だと思います。


今現在のバナーを見て思うのは、デザイン的には「紙媒体」にかなり近いデザインになっていると思います。ホワイトバランス(間の取り方)から情報整理のやり方、そもそも「何をどう見せるか?」の考え方は紙とほぼ同じようなデザインになっていると感じます。


その昔、新聞や雑誌に正方形の8cm角くらいの広告面がありましたが、その広告デザインに似ています。「少ない紙面でどんな情報をどれだけ伝えるか」という事ですね。バナーのデザインに関してはそんな印象を受けています。



ただ、環境面でいうと上記のような「きちんとお金を払って高いクオリティのバナーを作る」ということは、まだまだ大企業しかできてないようです。中小企業の出すバナーはまだまだ社内の人間が作ったり、素人が作ったりとデザイン的に「う〜ん」というものも見かけます。


バナー制作もお金がかかるので、高いクオリティを続けていくには資金的な体力がある大企業しかできないのですが、今後もこの傾向は続いていくと思います。こういった環境を考えた時に思う事は「だいぶ昔に似てきたなぁ」ということです。


昔はテレビCMと雑誌広告、新聞広告などはかなり費用が高い媒体で、大企業しか手が出ない代物でしたが、現在のデザイン制作も似たような状況ではないかと思うのです。


結局はお金を出せる大企業が良いデザインを作ってユーザーを惹きつけ続け、中小企業はお金を出せないので社内の人間やデザインをかじった程度のデザインであまり上手ではないデザインで戦う。


まるで昔の大企業と中小企業の構図が再現されているようです。そういった状況を見るにつけ、昔は「WEB制作は新しい分野」と言われてましたが、今や個々人が思う以上に業界として勢力図が、勝ち組がかなり固まったのかなと思う次第です。




デザイン会社 Half Moon Journey ではHPやLPなど各種デザインのご依頼を承っております。その他毎月制作が発生するバナーなどの定額制作サービスも行っております。ご興味のある方は下記WEBサイトより概要をご覧ください。

https://www.halfmoonjourney.com/bannerdesign



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