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  • 執筆者の写真halfmoonjourney 小川

紙もWEBも包括的に



最近久しぶりに紙媒体のデザインを作りました。販売促進用の物だったのですが、ここ数年はバナーやLPが多かったので本当に久しぶりに感じました。そこで改めて思ったのが「販売促進は紙・WEB問わずターゲット(ペルソナ)にフィットしたものを」ということです。

現在販売促進というと大体の方がバナーやリスティングを最初に検討することが多いと思います。予算が自分で決められて、ターゲティングもできて、ユニークユーザーやコンバージョンの数も見れるので最も納得感のある媒体だと思います。ただ、みんなこの媒体を使うようになったのでクリック単価が高かったりしてバランスが悪い事も多くなったと感じています。また、万能に見えるWEBもリーチできていないユーザーも多く、実は見えていないターゲットが多いと感じています。

それに対して紙媒体は昔の手法でインプレッションなんかも見れないので効果計測しにくいといったイメージが持たれていると思います。確かにその通りなのですが、個人的には紙媒体の広告をやると「リーチできてない層に届いたなぁ」といった実感を持つ事も多く、また「紙媒体で(イベントや学校など)ターゲットが集まるタイミングで集中投下できるメリットがある」と思うことも多いです。


特に「ターゲットが集まるタイミングで集中投下できる」がとても大事だと思っており、facebookも最初はハーバード大学の学生向けで一気にユーザー獲得した事例だったり、Tinderも最初は南カリフォルニア大学でペルソナ層のパーティを開いてユーザー獲得していった事例だったり、媒体よりも「どこにユーザーがいるか?」の方がすごく重要だと思っています。

そこで関係者の集まる展示会だったり、大学だったり、地域だったりユーザーの集まる場所に一気に展開できる紙媒体もいまだに有力な広告だと感じています。もし、この広告自体がダメな場合も「ユーザーは集まっている。でも成果が出なかった。ペルソナが間違っているのか?」などといった推察もできますし、とても意味があると思います。

近年広告としてデザインを作るケースが多いのはバナーなどですが、紙の方もいまだに有力だと感じています。広告を打つ時はユーザーを起点にして紙もWEBも包括的に、ペルソナに合ったものをと思った次第でした。

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